ジェットコースターロマンス

情緒不安定性人格障害の私の日々の記録

大森靖子さん、あなたを好きと言えずにごめんなさい。

 こんばんは!ギズモです。

もう11月の末だというのに私の住んでいる地域はとても暑いです。

思わず上着脱いで半袖で歩いちゃいました。

早く寒くなってくれ。

冬のおしゃれがしたい。

 

***

 今日は私を何度も救ってくれたアーティストについて書きます。

タイトルにもあるように、大森靖子さんのことです。

私が大森さんの音楽と出会ったのは大学生の頃。

バンドでライブを終えた後の打ち上げで、対バンの人に

「ギズモちゃんが好きそうな弾き語りの人がいるんだよ。なんかね、おじさんに抱かれたお金でパーティードレスを買うって歌詞の女の人。」

と教えてもらいました。

それだけの情報で、単純に面白そう!聴きたい!と思って、帰宅してすぐに調べました。

 

大森靖子 パーティードレス」

 

youtubeでそう検索しました。

 

その姿、声、歌詞、ギターの音色。

全てが私の求めているものでした。

ああ、私はこんな音楽が聴きたかったんだ。好きだ、と。

その日から私は大森さんの音楽を毎日聴いていました。

それだけじゃなくてブログも昔のものから遡って、全て読みました。

大森さんのバックグラウンドとか考えとか全てが愛おしくて、憧れで、大森さん以外の女性アーティストは何もわかってない!と思うほどハマっていました。

大森さんが好きだから、ハロプロにも興味を持ち始めました。

 

ちょうどその頃自分のバンド活動がうまく行かず悩んでいましたが、大森さんみたいになりたい!と思ってすぐに弾き語りを始めました。

意外にもそれが好評でいろんなイベントに出してもらったり、自分でイベントを主催したりして結構私なりにうまく行ってるな〜なんて思っていました。

 

だけど、私は周囲に「好きなアーティストは大森靖子です。」と言えずにいました。

その頃、まだ世間は大森さんの才能に気づいている人は少なかったけど、高円寺系のアーティストに詳しい人が周りに結構いたので、私がそういうことを言うと

「あ〜、そんな感じするよね、君のやっている音楽。」と言われるのが怖かったのです。

私は絶対に大森さんはすごい人気が出るだろうな〜と思っていたので、そのフォロワーの弾き語り女子、みたいなことを言われるのがすごい嫌でした。

だから誰にも言えなかった。

音楽をやっていると○○系だね、とか○○っぽいね、と言われるのは避けては通れないと思うのですが、そういうフィルターがあると誰かの真似っこでつまんないやつと思われて聴いてもらえないと思ったのです。

椎名林檎系、とかYUIとかね...

ギター弾き語りなだけでそう言われることもありますけども。

一度だけ地元で有名な音楽ブロガーの人に書かれたときは「戸川純を思い浮かべた」ってありました。

好きだけども!!

 

 それから私は上京し、たった一年の都会での生活だったけれど、その間は高円寺に行きまくりました。住んでるところから1時間かけて毎週高円寺をぶらぶら。

その中でも「はやとちり」というお洋服のお店が好きで、よく行っていました。

大森さんが来ることがあると聞いていたからです。

商品自体はすごく派手で値段も高めで(レディガガも来たという)、私が買える服はなかったけど、眺めるのが好きでした。

お店の人もいい人で、一回喋っただけなのに私が音楽をやっていることと大森さんが好きなことを覚えていてくれて、近くで大森さんが無料ライブやるよーとか、大森さん結婚したね、とか会話をしてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。

(のちに私はどついたるねんにもハマるのですが、彼らの衣装もここで揃えたものらしいです。昔ライブのフライヤーもらったなあ。行けばよかった!)

はやとちりだけではなく、大森さんがよくライブをしていたという「無力無善寺」というライブハウスにも行って、実際に自分もそこで2回ほどライブをしました。

壁に大森さんの写真が貼ってあって、オーナーの無善法師さんが大森さんの話をしてくれたこともあります。

すごく私にもよくしてくれて、快くライブもさせてくれていたのですが、段々私の病気(当時はうつ)の状況が悪くなって、ライブをキャンセルしたときに、

「身体はお風呂に入って温めてください。心は自分の音楽で温めてね。」というメッセージが来て、めちゃくちゃ泣きました。

こういう場所だから大森さんのような素敵なアーティストが誕生したんだと思います。

 

 

そんなこんなで大森さんをひっそりと愛でる日々は続いていたのですが、大森さんもバンドを組んだりメジャーデビューしたりとだんだんと有名になってきました。

あっと言う間にバンドに詳しい人だけじゃなくて、可愛い女の子の憧れの的になっていきました。

そして、なんだかそれが寂しい気がしてる私がいました。

私は大森さんの弾き語りスタイルが一番彼女の良さが出て好きだと思っていたのですが、バックバンドをつけての演奏が多くなっていて、それもなんだかなあ...と思っていたのも本心です。

派手な曲が増えて、それでもやっぱり聴いていたけど、昔ほどのときめきはなくなっていました。

「アイドルの曲みたいだな。」と思ったりもしました。(それが悪いわけじゃないんだけど、しっくりこなかった)

 

 気づいたら大森さんは「メンヘラ」なんて言われるようになっていました。

大森さんのファンも心を病んでる人が多いみたいなことをネットで見かけることが増えて、当時病気のことを周囲に隠していた私は余計に大森さんが好きだと言えなくなりました。

私は自分のことを、まあ、すっごいメンヘラだと思っています。

病気を持っている人って意味もそうだけど、周囲に迷惑をかけるやつというか、ものすっごく面倒臭いやつという意味で。

今自分の住んでいる市内(県の中では結構広くて都心)の中で一番めんどくさい女だと思っています。

だけど、今ってすごく広い意味で「メンヘラ」という言葉が使われるじゃないですか。

病気持ってなくても、ちょっと病んだりしたら言われるし、V系とか好きでも言われる。一日に頻繁につぶやくtwitter芸人みたいな人でも言われると思うんです。

そんでメンヘラだーとか言っていじられたり避けられたりする。気がする。

だからそう思われないようにするのに精一杯で。

 

 

 それでもたまに大森さんの音楽を聴きたくなって聴いたりもしたんですけど、昔よりは避けていたわけです。

なんかおしゃれな音楽聴いたりとかいろいろしてました。

そんな中、恋愛とか自分の音楽のこととかで超病んでた最近、本当にたまたま大森さんのインタビュー読んだんです。

そしたら大森さんの世の中の人々に対する愛情の深さがぐわーって伝わって来て。

この人の音楽は思いつきなんかでは決してなくて、細部までとことん考えて辛い人々の気持ちを救ってくれるようなものなんだなあって思いました。

やっぱり明るくて元気で健康的な女の子がいいとされる世の中だけど、誰だって病むし、人の悪口言いたいし、自分の承認欲求とか満たしたいじゃないですか。

それを大森さんは「わかる!私もだよ!」って言ってくれてるような気がするんです。

大森さんはか弱い女の子だけじゃなく、可愛い女の子だけでもなく、地球上に存在する全ての女の子に対して本心で「可愛い!」って言ってくれる人だと感じました。

 

 本当に大森さんてすごいんですよ。

審査委員務めてるミスiDなんて、さっき書いたことの例みたいで。

あんなに数多くの女の子いるのに、その一人一人に愛情を持ったコメントしてるんです。

それもお世辞とかは一切なしで、褒めるというよりその人の良さをしっかり教えてあげてる。

いろいろあって大森さんのアイドルグループを脱退しちゃった子がいるんですけど、その子に対してもしっかりコメントしてて、グループの他のメンバーが嫉妬して怒っちゃうんじゃないかと思うくらいです。

全員のことを考えて、しかも全員に深い愛情を与えてくれる人。

そんな気がします。

 

 なりたい自分になろう!明るくポジティブになろう!と決めた私ですが、くじけそうなときは大森さんの曲を聴くことにしました。

もう聴いてる側から涙はボロッボロこぼれるのですが、すごく支えられてる気分になります。

うわー!黒い自分出したい!ぐちぐち弱音吐きてー!!と思ったとき、大森さんの曲を聴くと浄化された気がします。

同じ気持ちの人いる...って思ったり。

全て私の想像ではあるのですが。

 

 

 昔、私が就職活動の合間に渋谷のタワレコに行った日、たまたま大森さんが握手会をしていました。

私はめちゃめちゃびっくりして、心臓が飛び出そうなくらいドキドキしました。

もう握手会は終わってしまい、大森さんはスタッフの方達と帰るところでしたが、私は思い切って声をかけました。

「大森さん!あの...握手会あるって知らなくてたまたま来たんですけど...。私○○県から就活のために来てて...。本当に大好きです!大森さんのパーティードレス聴いて、自分も弾き語り始めようと思いました!本当に大好きです!絶対ライブいきます!」みたいなことをかなり小さい声で言ったと思います。

そしたら大森さんはグッズの缶バッチをくれました。

スタッフさんがこれもいいよ!と言って、同じ缶バッチを3つも。

何かを話した気がするけど、緊張で覚えていません。

微笑んでくれた気がします。

大森さんは小さくてびっくりするほど白くて、すごく可愛かったです。

その日CDも何も買っていない私にこんなラッキーでハッピーなことがあっていいのか!?と思って申し訳ない気持ちにもなりましたが...(帰りに思わずライブDVDを買った。)

 

 

 大森靖子さん、今まであなたを好きと言えずにごめんなさい。

本当はあなたが大好きです。

あなたと同じ時代に生まれてよかった。

ずっとずっとあなたの音楽を聴いていたいです。

心から感謝しています。

ありがとうございます。

 

あなたは私の女神です。